IWAO VESSELA ができるまで

伝統を受け継ぐ職人の技が支えるIWAO VESSELAの品質


IWAO VESSELAは、熟練した職人たちにより数多くの工程を経て作られています。
その全行程は、有田で古くから受け継がれてきた知恵や技、工夫によるものです。
その制作工程をご紹介いたします。尚、ここでは筒型形状の傘立を作る工程をご覧ください。

IWAO VESSELA筒型傘立製造工程

素材出し(丸物角物形状)

VESSELAの制作は、まず「素材出し」と呼ばれる作業からはじまります。原料は、「真空土練機」で脱気され、「押出成形機」という機械で更に練られて、圧力により筒状に押し出されます。この筒状の素材に底となる素材を圧着させて原型が出来上がります。

成形(ロクロ成形・丸物形状)

素材出しされた原型はロクロ機を使って削られ、規格寸法の形状に整えられます。ロクロの回転と素材を削る治具への力加減を調整しながら、VESSELA素材独特の表情を仕込んでいきます。機械と手技のバランスは、職人技の妙味と言えるところです。

乾燥

素材の表面に彫刻を終えた成形素材は、コンテナに保管され自然乾燥をさせます。90%近く水分を除いた後、乾燥室に入れ全水分を除きます。急激に乾燥させると変形の原因になり、水分を残したまま焼成すると割れや破損の原因になります。乾燥工程の期間は、1週間を要します。

施釉

乾燥素材の表面に釉薬を施すことを「施釉」と呼びます。デザイン柄の入った製品の場合は、施釉前に色付けを行います。

本焼成

VESSELAは、磁器で一般に行われる素焼きを行いません。施釉された素材を4m角の台車に数段積み上げ、窯入れを行います。徐々に温度を上げていき、最高1300℃の還元焼成を保持した後、割れや破損を防ぐため温度をゆっくりと下げてきます。この工程には合わせて1週間ほどの期間を要します。